2012年9月11日火曜日

狂気の275kmチャリ![12/09/09] -後半戦

さて、前回で、すべり台もネタもキレイに滑り(ええ、ちゃんと自覚ぐらいありますよ)、順調に滑り出した本格的なヒルクライム。(←さらに滑った)

この時点で標高650m(GPSで大体の標高が判る)。柳沢峠まで残り850m!

ひたすら、えっちらおっちら登る。

道は想像以上に整っていて走り易かったし、
緑もきれいでこれぞ山道の醍醐味!と気分よく走っていました~。

たまに爆音で走り抜けるオートバイが鬱陶しけど。。


こーゆー時って、なんか決まった曲が延々とループしませんか?この日はよりによって、

きゃりーぱみゅぱみゅの「つけまつげ」…(;´Д`)

ひたすら、自分は一生つけることのない毛について思いを馳せながら、えっちらおっちら漕いどりました。。

(*)後に気がついたのですが、曲名は「つけまつける」。つけまつ毛は商標だから使えなかったのかな?


で、案外と苦労せず到着~♪

1500m柳沢峠!!(^O^)

本日のメインディッシュ制覇!
なんか、結構ヘビーな1ポンド(450g)ステーキ級を想像していけど、クォーターパウンダーバーガーぐらいの余裕さを残しての完食!

山小屋には、ソフトクリームor和風ソフトクリーム選択肢が。。
300円から70円プラスすると、きなこと黒蜜がプラスされるらしい…
たった(?)70円をケチろうとする貧乏性…。大いに悩んだ挙句、、和風を頼んでみた!
(゚д゚)ウマー

70円出しておいてよかった。。と、ご機嫌に。

そして、この後下りが待っている!

なんで苦しんでわざわざ坂を登るのか?

山道が気持ち良いから?
登った時の達成感?

人それぞれ違うかもしれない。でも、僕ならこう答える。

下りが楽しいから!!

下り道で、風を浴びながら下りてく感じ。
ジェットコースターのような爽快感。

それが大好きだからだと思う。

でも、オートバイのような機械に頼るのではなく、散々苦労して登った標高を惜しげも無く、じゃんじゃんばりばり消費していく感じが、なんか報われた感があって好きなのである。


と、あっという間に1150m下り、標高は350mぐらい。

あ、あち~(;´Д`)

山にいたから涼しかったが、下界はびっくりするほど暑かった。。

さて、久々の人里(?)。コンビニ寄って、給水・食料調達。

で、すぐに次の峠に向けて出発。。暑いから、むしろ早く高いところに行きたい…
おにぎり2個をその場で食べ、4連クリームパン(98円)を背中のポッケに刺して再出発!

次はに待っているのは、2つ目の山場。天下茶屋までの道のり。
序盤は大きな車道(御坂みち)と並走。ギュンギュン車が走る隣で、えっちらおっちら坂を登る。誰も人がいない広い歩道があるので、一人で歩道を独占。ややバテ気味で少々ふらふらしながらも登ってゆく。
で、後半は車道(バイパス)はトンネルに入り、僕は旧道の山道を登る…予定。

でも、なぜか、目標の標高1000m近く、900mの所まで上がってもまだ車道と並走。。
何かがおかしい。。もうとっくに旧道に入っていいに…

いよいよバテバテ…、道の途中にあるぶどう狩りの農園に入り、缶ジュースだけ購入して一息つきながら現在地と天下茶屋について調べる。。

ああぁ、天下茶屋は1300mだっ(;・∀・)

この300mの誤解。この灼熱の太陽の下、バテバテの中…大きすぎる誤差。。

それから50m上りようやく旧道へ。旧道に入るとすっかり森の中、涼しくなり、車もほとんど通らない。すっかり、復活!
…といきたいが、そうはいかない…(笑)

100m前進するごとに高度を確認しては、あと200m登れば…、あと150m登れば…
を繰り返す。

そして、ようやく見えた、最高点にあるトンネル!そのトンネルを抜けると、天下茶屋!!

峠の茶屋なんて今日び流行るわけ無いから、開いているだけで奇跡的なボロい建物を想像していたら…

まぁなんてことでしょうか。最大100人ぐらい入れそうです。
車で来られること、天気が良ければ富士山の絶景が河口湖越しに見えること、そしてちゃんとしたほうとうが食べられること。
そんなこんなで、ちゃんとした観光スポット。車やバイクで来ている人もたくさんいました。
…じゃなかった、僕以外の人は全員原動機付きの乗り物で来ようという正常な思考を持ち合わせた人たちだけでした。
ちなみに、この茶屋食べログでもなかなかの好評価です。

そんな訳で、当然いつものように「なんだこの人の格好は?」「てか、チャリでここに来るって坂登ってきたわけ?」と、いつもの白い目を心地よく感じながら、ほうとうを注文。
「ほうとう」うまい。かぼちゃが多すぎると甘い感じになるのがちょっと嫌だが、ここのはそんなことがない。きのこほうとうが1365円。
とにかくボリュームもあってお腹いっぱい。お腹いっぱいすぎ。眠くなる。帰りたくなくなる。。
ここまでで、既に走行距離が145kmを超えている。 メインの峠もクリアして、登るものも登り切った。ここからまっすぐ帰るにしても130kmある。この峠から、河口湖側に降りれば、程なく河口湖駅がある。そこから電車に乗って帰るのが正常な神経というもの。
でも、でもだ、、残りは家まで基本的に下り基調。高速で距離が稼げる。折しもGCC*のイベント中。チームのみんなのために、少しでも距離を乗っておきたい。
(*)社内のイベント。4ヶ月間に渡り、7人1チームで歩行量の合計を競う。自転車も換算式に則り加味される。チームとして1位を目指すが、3位に転落中。挽回すべくためなるべくチャリで距離を稼ぎたい。。
ほうとうを食べ、お腹いっぱい、ちょっとくつろいでいると、にわかに外にいる人達が騒がしい。さっきまで雲にかぶっていて見えなかった富士山が、わずかに頭を見せてくれた!

なんか、うん。疲れているけど頑張るぞ!

という気分になってくる。
ここからは後は忍耐。いくら下り基調とはいえ登るところは登る。
でも、もう足が上がらないかと思ったがそうでもない。結構行ける。ほうとうのおかげか?
腰もお尻も痛い上に、見どころもない。ただひたすら精神力で切り抜ける。
河口湖→山中湖→道志みち→津久井湖→橋本駅→尾根幹→(初めての)武蔵境通り→千川通り→環八…
家についた時には、もう夜の8時。休憩時間を除いた走行時間は約12時間。休憩を含めると15時間。
子供の時だって、一日中外で遊んだ時も一日15時間も外にいるわけがない。
人生で一番遊んだ一日ってことか?(笑)
まぁ、後半は修行僧というか、兵役の訓練というか…そんな類のノリだが(;´∀`)

家についた時にはもう、あと1mも走れませーん!という状態になると思いきや、足は案外元気である。辛いのはとにかく腰。次に首。このへんを鍛えれば300kmぐらいは全然いける気がする。

本日のログ

本日のGPSログ⇒【Endomondo
コースのオススメ度 ★★★★ (全体的に路面もよく良いコースです。
             ただ長すぎるので部分的に切り出して使ってください(^m^;))
難易度      ★★★★★ (距離、獲得標高共にヘビー級)
登る量      ★★★★★ (3500m強?)

このページ、途中まで書きかけてたいのですがここまで書き上げたのは年明けた13年1月。。今年の目標は仕事を溜めないぞと!(;`・ω・´)


2013年は2日で大阪まで行くとか、また頭のおかしい挑戦をしてみたくなってきた。

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